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お酒で便秘が解消できる?

普段便秘の人でも、お酒を飲んでお腹が緩くなった経験がある人もいるのでは?
いつもお腹が緩い人は特に、お酒を飲むと下痢に襲われやすいんだとか…。
飲みすぎは良くありませんが、お酒を飲んで便秘が解消されたら嬉しいですよね。



なぜ、お酒を飲むとお腹が緩くなるのでしょうか?
冷たいビールやウイスキーでお腹が冷えるということもありますが、
お酒を飲むことで消化吸収機能が低下したり、
小腸のぜん動運動を活発にするため下痢が起こりやすくなります。

酒は肝臓に負担がかかるだけでなく、胃腸にもダメージを与えるのです。
特に長年お酒を日常的に飲んでいる人は、
小腸の消化酵素の働きが弱っていることが多く、慢性的に下痢をしやすいようです。


しかしお酒にも、食欲の増進やストレス解消、疲労回復などの効用があります。
昔から“酒は百薬の長”と言われているほどですからね。
冠婚葬祭や職場での歓送迎会など、
お酒はコミュニケーションを図るために大きな役割を果たしています。


やけ酒や飲みすぎは考えものですが、雰囲気や会話を楽しみながら、
おつまみの栄養バランスにも気をつけて飲めば
心身ともに健やかに保てるのではないでしょうか。
塩分を控え、できれば週に二日は休肝日をつくるのが良いでしょう。


便秘の人がお酒を飲む時には、腸を刺激してくれるビールや発泡酒など、
炭酸系のものがおすすめです。肉料理は悪玉菌が増えて便秘の原因になるので、
できるだけ避けましょう。
また、できるだけ食物繊維を多く含んだおつまみを選ぶことも大切です。


肉類は便秘には大敵ですから、酢の物やきんぴら、鍋物など、
意識して野菜のおつまみを選ぶとダイエットにもなりますよ。